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文書作成日:2024/05/30
オンライン診療等の事例集、新版が公開されました

 2020年以降、オンライン診療や遠隔診療の需要が急速に高まりました。ポストコロナの今でも、通院負担の軽減や感染リスクの軽減などの理由から、その需要は高止まりしています。

 厚生労働省は遠隔医療を適正かつ幅広く普及させるため、「取組事例集」を昨年8月に公開しています。この事例集には、すでに導入している医療機関における、導入までのいきさつやプロセス、課題や効果などの好事例がまとめられています。そしてその第2弾となる新版が、4月に公開されました。

 新版の事例集では、地域特性や診療科が異なる15件の事例が紹介されています。それぞれ、おおむね以下の内容で構成されています。


  • 事例のポイント
  • 医療機関の概要
  • 遠隔医療の実施状況
  1. オンライン診療の導入の経緯
  2. オンライン診療の導入までの流れ
    ・対象患者
  3. オンライン診療の実施の流れ
  4. オンライン診療を実施する際の課題と工夫点等
    ・課題や留意点
  5. オンライン診療の効果と今後の展望
    ・把握した効果等
    ・今後の展望

 医師1名の個人診療所から300床近くの病院まで、遠隔医療を実施した患者数も月2名から220名までと、多岐にわたる事例を見ることができます。以下よりダウンロードしてご確認ください。

 昨年8月公開の第1弾の事例集も、以下よりご覧いただけます。あわせてご活用ください。

[参考]
 厚生労働省「オンライン診療その他の遠隔医療に関する事例集(令和6年4月)
 厚生労働省「オンライン診療その他の遠隔医療に関する事例集(令和5年8月)

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