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文書作成日:2026/10/31
2026年の医療,福祉の事業所における賃金改定状況

ここでは2026年7月に発表された調査結果(※)から、医療機関等が含まれる医療,福祉の2026年の賃金改定状況を確認します。

1
賃金引上げ実施割合は74.2%

 上記調査結果から、医療,福祉の事業所における賃金改定状況をまとめると、表1のとおりです。

 2026年1〜6月に賃金引上げ(以下、賃上げ)を実施した割合は74.2%でした。前年から6.7ポイントの上昇です。賃金引下げ(以下、賃下げ)を実施した割合は0.5%で、同0.4ポイント低下しました。

 7月以降も賃金改定を実施しない割合は8.1%で、同6.8ポイントの低下です。その他、7月以降に賃金改定を実施する予定の割合が17.2%あることから、賃上げ実施割合はさらに高まる可能性もあります。

2
平均賃金改定率は3.7%

 賃金改定実施事業所における平均賃金改定率をまとめると、表2のとおりです。

 賃上げ実施事業所の2026年の平均賃金改定率は3.7%で、前年より0.1ポイント低下しました。

3
賃金上昇率は2〜3%台

 医療,福祉の一般労働者(以下、一般)とパートタイム労働者(以下、パート)の1時間当たり賃金額と賃金上昇率をまとめると、表3のとおりです。

 2026年の1時間当たり賃金額は、一般が1,696円、パートが1,495円で、どちらも前年より増加しました。賃金上昇率は一般が3.9%、パートが2.5%でした。パートの賃金上昇率は前年より低下しています。

 調査対象の医療,福祉の事業所では、賃上げを実施する割合が70%を超えました。2027年の賃金改定では、どのような結果になるでしょうか。

(※)厚生労働省「令和8年賃金改定状況調査」
 常用労働者数が30人未満の企業に属する民営事業所から、都道府県別、産業別(製造業、卸売業,小売業、学術研究,専門・技術サービス業、宿泊業,飲食サービス業、生活関連サービス業,娯楽業、医療,福祉、サービス業(他に分類されないもの)の7産業)、事業所規模別に層化無作為抽出により選定した16,541事業所を対象にした標本調査です。回収率は33.5%で、標本誤差が含まれます。また、構成比は四捨五入の関係で合計が100%にならない場合があります。

※文書作成日時点での法令に基づく内容となっております。
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